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成長市場で創業すべきか


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どのような分野で事業を始めるかは創業者の方にとって悩みどころであると思います。

創業者の方の話を聞いてみると、多くの方が創業を考えた時点で、これまでの経験や取得した資格を生かせる分野での創業を考えています。
しかし、まったくの未経験で未知の分野で創業を考えている方も少なくはありません。未経験や未知の分野で事業を始める理由として「その分野の商品が今、多く売れているから」または「その商品やサービスは今後、利用者の増加が見込まれるから」といったことを多くの方が言われます。

確かに商品やサービスが拡大を続けている成長市場で創業すれば、売上の増加が見込めます。
しかし、気をつけなければならないことは、そのような成長市場では、多くの企業が参入を考えているということです。

参入する企業が多ければそれだけ競争は激化します。
資本力の大きな企業が資金と人材を集中して投入して参入するかもしれません。そんな資本力の大きな企業と同じ舞台で同じ方法で勝負しようと考えると、到底勝ち目がないというのが現実です。

さらに、成長市場に参入しようとするのであれば、他の企業を打ち負かすことのできる優位性とその優位性を将来にわたって持続することができるか十分に検討しなければなりません。
そうでなければ激しい競争の中で生き残ることは困難です。

また、成長市場で注意しなければならないことは、変化が激しいということです。
新しい技術が出てきて、これまでの商品を一掃してしまうこともあります。場合によっては、成長市場そのものが別の新たな市場に取って代わられてしまうこともあるのです。

成長市場とは多くの企業が激しい競争を繰り広げているからこそ成長しているのです。
新たに参入しようとしているのはあなたの企業だけではありません。成功すれば大きなリターンが得られますが、その分リスクが大きいということを認識する必要があります。

はじめは成長市場の勢いによって十分なリターンを得られるということがあるかもしれません。
しかし、持続的にリターンがあるかというとどうでしょうか。
激化する競争の中では、いつしか競争に負けてしまい、リターンが負債となって返り、やがては自己資金までもが底をつくことも十分に考えられます。
短期的なものであれば良いですが、長期的な事業の展開を考えるのであれば、単純な理由で流行に乗るのではなく、創業計画書を持って、リスクを考えながら慎重に行動をすることが大切です。



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