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創業することで失うもの


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仕事柄、数多くの創業者の方とお話する機会があるのですが、その際、必ず投げかける質問があります。

『創業して失ったものはありますか?』

多くの方が、『自分自身が自由になれる時間がなくなった』とおっしゃられます。
「自由になれる時間がなくなったという」のは、なにも創業によって仕事の時間が増えたことによる物理的な自由時間の減少だけではありません。
次の仕事のこと、家族、従業員のことなど考えなければならない事柄が多すぎて、自分自身については二の次、三の次になってしまうというお話です。


創業するということは、自分以外の人のリスクも抱えること。
非常に責任が重いことをいつも痛感します。特に従業員を抱えることによる、自分以外のリスクはそれ相応のものではないかと感じます。
会社勤めの場合は、もちろん部下などに対する責任などもあるかと思いますが、やはり起業家と比べるとそこまで大きな責任にはならないと考えられるからです。もちろん例外もあるでしょうが。


しかし、創業となると、第一に従業員の生活のことなど、自身の会社で働く人に対しての責任が生まれます。
そして、生活以外にも、従業員のミスをカバーしたりすることによる責任も発生する訳です。
会社などの一組織となって社会に影響を少なからず影響を与える訳ですから、避けられないものとなるでしょう。


そして、家族に対する責任。もちろん、家族の生活の保障も責任のひとつでしょう。
しかし、創業を行うことによって、家族との時間が減ってしまったり、家族に迷惑が及んでしまったりすることも考えられます。
そうした家族に対する責任も創業者にはのしかかってくるわけです。家族にしろ、従業員にしろ、創業者の責任を全うするには、考える時間が必要ですし、カバーする時間も必要となってくるわけですから、多くの方が自由な時間がなくなったとおっしゃるのでしょう。

ですが、そうした大きな責任を感じながらも、私がお話をしてきた創業者の方には共通する部分があります。それは、素敵な笑顔でお話されることです。
創業者の方の多くは、責任以上に仕事に対して生きがいを感じているのではないかと感じますし、リスク以上のリターンを感じて毎日を自分らしく生きていると感じます。確かに、創業をサポートする人間として、創業時の苦悩や責任というのは計り知れない部分もありますが、この笑顔を見ることが創業のサポートを仕事としている私のエネルギー源なのかもしれません。


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