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失敗事例に学ぶ~資金繰り編~


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『勘定合って銭足らず』ということわざがありますが、文字どおり、現実でも多くの創業者が『帳簿上は利益が出ているはずなのに、お金が足りない』という状況に直面しています。
 
ある飲食店経営者のケース。
客入りは良く、売上・収益ともに順調であるはずなのに、お金が全然足りなくて困っているとのこと。売上帳を見ても、予測を上回る売上を計上していますし、もうけも確保できているのに、なぜでしょうか?

よくよく話を聞いてみると、そのお店には、売上を“つけ(いわゆる売掛)”にするお得意さまが多く、その“つけ”がかなり溜まっているとのこと。“つけ”により、日々の現金収入が少なくなっているのにもかかわらず、仕入は少しでも安くするため、毎日“現金”で行っており、気付いた時には手元にお金がほとんどなくなってしまっていたというわけです。
 
このように、お金の流れを無視して、売上・収益を良くすることだけを考えて経営すると、最悪の場合、倒産(黒字倒産)に陥ることもあります。それほど資金繰りは事業を営む上で重要なことなのです。
 
創業後、事業を継続していくためにも、『勘定あって銭足らず』とならないよう、お金の流れ(資金繰り)を常に意識しながら経営する必要があります。


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