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借入金の上手な使い方


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金融機関の立場で創業支援を行っていると、「もったいないな」と思う時があります。それは、借りたお金を上手に使っていない創業者に出会った時です。特に、それまで事業が順調に伸展していた場合では、なおさらです。そういった企業は私の経験では、創業して3年~4年が経った頃に見かけることが多いように思います。
 
創業後、事業が順調に推移すると、創業当初に比べ、金融機関からの借入交渉がスムーズにいくことがあります。そんな時こそ、借入金の使い道や自社の返済能力などを緻密に検討して借入することが大切です。
 
創業時は緻密に事業計画を立て、地道に事業を営んできた人でも、事業が順調に推移し、借入がスムーズにいった場合は、気持ちが大きくなりがちです。こういった時に、「準備が整っていない事業への多角化」や「不要な設備の購入」といった、誤った経営判断をしてしまうことがあります。このような収益を生み出さない部分に借入金を投入してしまうと、借入金の返済負担が重荷となり、苦境に追い込まれる要因になってしまいます。
 
「収益を生み出す部分に資金を投入する」
あたりまえのことですが、よくよく検討が必要なことでもあります。

心の緩みに気をつけて、細心の注意を払って経営することが大切だと思います。
 
 
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