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第二回 創業のこぼれ話 兵庫編


 東日本大震災、原発問題が発生してから半年近くが経ちましたが、まだまだ大変な時期が続いています。被災された皆さまには心からお見舞いを申し上げます。

 今回は、こくきん創業支援センター神戸から、所長の久保が兵庫県のホットな情報をお伝えします。
 震災直後は、ここ神戸でも企業は元気がなく、創業マインドも低くなっていました。しかし、阪神・淡路大震災を経験したこの地の人々は、“神戸から元気を!”を合言葉に、被災地支援や日本を元気にするためにはどのようにしたらいいのか、などについて考え、行動し、元気を取り戻してきています。その状況を、セミナーに参加された人々の姿を通してお伝えしようと思います。

 

 去る7月9日に日本公庫と生きがいしごとサポートセンターの共催にて、これから社会貢献を目的として創業される方を対象に、“地域を元気にするビジネスのすすめ!!”をテーマとしたコミュニティビジネスフォーラム(注1)を開催しました。

コミュニティ・ビジネスの魅力を語る田村太郎氏

 近畿では初めての開催だったため、どれほどの方が関心を持って参加してくださるか不安でしたが、当日は、100名の定員に対して、210名の参加者があり、一時立ち見が出るほどの大盛況となりました。
 フォーラムでは、「地域の課題とビジネスをどのように結び付けていけばよいのか。」といった意見も多く寄せられ、活発な意見交換が行われました。

 また、8月6日には、日本公庫、ドリームゲート、兵庫県立男女共同参画センターの共催にて、創業予定者や第二創業者向けに、“自己資源を活かし、成功するためのビジネスプラン構築セミナー”を開催しました。


 セミナーでは、アイデアの活かし方や、そのアイデアを事業計画にどのように落とし込み、どのように相手に理解させるかなど具体的かつ的確なお話をしていただきました。セミナーの最後には、ある受講生が行おうとしている事業内容について、全員でブレインストーミングを行う時間もあり、非常に白熱しました。ここでも自分のアイデアを何とか事業に結び付けようと考えている方が多く見られ、創業マインドは戻ってきたと実感しました。

 ビジネス成功の秘訣を語る水口博恵氏
 
 事業のアイデアを“企業の心臓”に例えると、その心臓を動かす“血液”は資金、“頭脳”はバックアップ体制を持っている地域の支援機関と言えるでしょう。

 公庫は、“血液”となる資金を「融資」という形で企業に送っていますが、さらに地域の支援機関と連携して、企業の“頭脳”に磨きをかけるお手伝いもしていきたいと考えています。

 神戸市では、公庫をはじめとする地域の創業支援機関が集まり、6月に神戸開業支援コンシェルジュという創業支援チームを立ち上げました。これは、各機関が持っている相談機能、融資機能、ネットワーク機能等の専門機能をワンストップで案内できるスペシャルチームです。活動は始まったばかりですが、“神戸から元気を!”を合言葉に、少しでも地域が、そして日本全体が元気になれるような取り組みを行っていきます。皆さまのアイデアが形あるもの(=創業)になるように、是非ご活用ください。

 最後に、神戸市で開催するセミナー等のお知らせです。8月23日(火)~9月4日(日)まで兵庫県立図書館で創業に関する書物やデータを集めた企画展示を開催しております。また、9月3日(土)には、“起業の夢を実現させるためのヒント”をテーマとした創業セミナーも開催いたします。ぜひ、見に来てください。

詳細はこちら→  http://www.jfc.go.jp/k/sinkikaigyou/center/11_koube/index.html

(注1)コミュニティビジネスとは、地域の課題を解決するためにさまざまな手法を活用し、課題解決を図るビジネスです。