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マッサージ店開業においての守秘義務契約について


タイ古式マッサージ&リフレクソロジーのお店とスクールを開業するのですが、昨年この技術を知り合いに教えてもらい、そこのお店で働いていたのですが、その際知りえた技術と知識を他に流出することを禁じるということだったのですが、実際には契約書や誓約書は渡していません。また、教えてもらった技術に手を加えていますし、実技のみでしたので学科などは自分の得た知識をスクールで教えていくつもりなのですが、これは特に問題はないですか?
また、タイ式マッサージと名乗ることにも問題はないですか。

A 回答

さて、ご質問の件についてご回答いたします。

まず、原則的には、口頭の合意であっても、守秘義務契約としては有効であるというのが民法の大原則です。書面に残っていない以上、争いとなったときに証明することが難しいということに過ぎません。

ただ、技術や知識の流出とのことですが、守秘義務の範囲が明確ではありません。働いていたお店のマニュアルをそのまま流用したりした場合には、守秘義務契約に違反する可能性はあります(たとえ技術に手を加えていたとしても、以前働いていたお店のマニュアルを流用したと明らかに分かる場合も含まれることになるでしょう)が、新たな知識や技術を加えて独自の技術といえるのであれば、問題はないものと考えます。

次に、タイ式マッサージと名乗ることは、一般的な名称かと思いますので、以前働いていたお店との関係では特に問題はありません。

なお、以前働いていたお店の顧客リスト等を利用することは、守秘義務契約の有無にかかわらず、不法行為となり得ますのでご留意下さい。
独立した際に、以前務めていた会社にクレームを付けられ、紛争となることは散見されますが、このような紛争の原因は、以前働いていた会社(お店)の顧客を伴って独立した場合に多いようです。
可能であれば、以前働いていたお店の方へ挨拶して、円満な関係ではじめたいものですね。