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家業の事業転換について


今、私は具体的なプランを考えています。しかしプランだけでなかなか話を前進させることができません。何かアドバイスありましたらお願いします。

実家ではたこやき・天ぷらの商店を営んでいます。
父母とももう65を過ぎ、そろそろ引退といったところです。
ただ、この店は26年間つづいてきました。どうしても店を残したいと思っています。父は団体職員をしておりまして、70まであと2年働けるようです。

母が店を細々とやっています。平日は昼過ぎから開店し、夕方過ぎにはしまいます。正直、儲かってません。父の収入や年金で家賃(5万円)をまかなっています。月の売り上げは10万前後といったところです。

ようするに父母の健康の為に経営しているような店です。
働くことによって健康を維持することも大切ですが・・・。

そこで、もう製造する必要もない販売のみの業種に転換したいと考えました。
親戚が千葉で養蜂園を営んでおり、そこから蜂蜜を仕入れて販売したいと思っています。
最近、蜂蜜専門店なるものが都内でも出店し、かなり評判がいいようです。
2匹目のどじょうのつもりですが・・・。プランの概要は以上です。
何かアドバイスありましたらお願いします。

A 回答

個人的には、ご両親のご商売は、可能な限りお続けいただければと思います。お二人にとって生きがいなのですよね?
ご自身のおっしゃるとおり、健康のために経営するというのも大事だと思います。
ご商売を続けられて赤字が半年続いたら廃業する、と言ったような何らかの目安を立てるよう、ご両親におっしゃってはいかがでしょうか?


さて、本題のビジネスプランですが、確かに最近、テレビ等でも蜂蜜専門店の話は見たことがあります。全国展開しているホームセンターなどでも蜂蜜のコーナーを設けるなど、昨今の健康志向から、この類の商品の引き合いは多いものと思われます。

そこで、今回の場合ですが、おっしゃるとおり2匹目のどじょうを狙うわけですから、言い尽くされたことですが、独自の強み、特色を持つ必要があると思います。

この「強み」はいろいろあると思います。商品の効果、成分、価格、見た目、いろいろあると思いますが、「うちの蜂蜜はここが違う」という何らかの特徴を明確にしておく必要があります。まず最初に行うことはこれだと思います。

次に原価計算です。商品の売価を設定するため、どれだけの費用がかかるかを試算します。これには競合の価格が参考になると思いますが、同時に商品回転率を考慮した販売数量も考える必要があります。
しかし、これは希望数量にならざるを得ません(実際に販売したわけではないのですから、具体的な数量がわかるはずはありません)。しかし、この段階で「いくら売らなければならないか」を明確にできると思います。

販売法としては、ご両親の店舗の一角に置かせてもらうもよし(コストがかからないでしょう)、独自に店舗を調達してもよし、いろいろなパターンが考えられると思います。もちろん、ネットでの販売も当然考えるべきでしょう。

文面から察するに、現在のお仕事と蜂蜜販売はあまり関係が無いように思えます。起業においてはなるべくリスクを低くするべきであるという考えによれば、今回のような場合は、あくまで私見ですが、ご両親の店舗を一気に改造して事業に乗り出すというのは大変リスキーではないかと思います。
ですので、もし可能であれば(すぐに会社をお辞めにならずに)、ご両親の名義等をお借りになって、蜂蜜販売のテストマーケティングをなさってみてはいかがでしょうか?その上で再度、商品の特色の再考、原価計算・売価の見直し、販売計画の再作成などを行い、十分な手ごたえが見えてきた段階(半年ぐらいでしょうか)で本格的な起業、即ちご両親の店舗の改造などに入られてはいかがでしょうか?