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小売業引継ぎにおける事業展開について


今回このような形でご相談させていただける場があることをとてもありがたく感じております。よろしくお願い致します。
まず私の仕事環境を説明させていただきます。
父の経営する会社(レジスターを販売する小売業です)で私の主人も2年前から働きはじめました。又、私の母が事務及び経理を担当しております。いわゆる家族経営の小さな会社です。私は今のところ働いてはおりませんが、パソコン関係の事務処理など母だけでは対応できない時にのみ手伝いに行きます。
父は30年近くこの仕事を続けており、父なりのこだわり(営業の仕方・経営全般)があるのですが、そのやり方が私や主人から見るととても時代遅れなのです。例えば、顧客を新規に開拓する事は殆ど眼中に無く、自らの既存客のみを大事にし買い替えの時期をじっと待つ、といった感じです。父もあと数年で定年退職し主人が後を継ぐつもりでいるのですが、今のままでは先細りで先行き不安な毎日です。もう一つ不安な材料として、父の会社で扱うレジスターは量販店等で安く売られているものとは違い、ほぼ定価での販売を続けているので、今そしてこれからの時代でそれを続けていくのは至難の業だと思うのです。
そこで、何かレジスター販売に関連付けてプラスアルファでやっていけるアイテ゛ィアはないものかと色々と考えたところ、「顧客は飲食店も多いので、飲食店のメニューを作成するサービスを始めてはどうか」という案が浮かびました。もちろん、プラスアルファ以前に父の経営方針や今後引き継いでいく主人の考えがもっとまとまった形で進められなくては、新しい事は始められないのですが、逆に新しい事を始める事で会社内の空気が変われば、軌道修正をするきっかけにつながらないかな、とも思っています。
また、その飲食店のメニュー作成は私が担当し、営業は主人が担当するつもりです。大手の飲食店はともかく、中小規模の飲食店ではメニューに多額のコストをかけられず、お店に合ったものを使っていない所が少なくありません。そこで、安いけれどデザイン性もあるメニューを作成するサービス(はじめから中小規模の飲食店向け)をやりたいのです。ただ、私は個人的な趣味でデザインをする事はあっても仕事としてデザインに携わったことはないので、始めるからには勉強をして準備をしなければなりません。でもそれは新しい事を始めるには必要最低限の事だと思っているので全く苦ではありませんし、むしろ楽しみでもあります。実際、主人と食べ物の写真を撮ってファミレス風メニュー、中華風メニューなどを作って勉強を始めています。まずは最小限の投資で始められるよう、プリントアウトは会社にあるインクジェットで行い、パウチをして完成させるといった形で考えています。
なかなか上手く話をまとめられないのですが、このような考えを持って行動を開始しているのですが、考えの甘い点やもっと考えるべき点など、そして客観的にみてこの考えに対して感じた事などをお聞かせいただけたらありがたいです。
よろしくおねがいします。

A 回答

いろいろ考えられているようで基本的には賛成ですが、レジスターを売るために、追加で「メニューを作成するサービス」を無償又は安価で提供する。という解釈でよろしいでしょうか?

モノ売るために価格以外の付加価値を付加するというのは基本的なことです。

しかし、ご自身でも感じておられるように、いろいろ考えていただかなければならないことはいくつもあります。
例えば、
・既存顧客の何割が飲食店でしょうか?
・その飲食店は現在のメニューに不満なのでしょうか?
・提案したメニューが不満な場合は何度も作るのでしょうか?

サービスにしろ商品にしろ、必要とする人がいるから存在するものです。
もし、飲食店の多くが、「自分のこだわりがあるから今のままでいい。ほっといてくれ。」と言われれば押し売りすることになりますね。

つまり、『既存客中の飲食店で、現在のメニューに不満があるけどお金をかけられない』というニーズがなければ実効可能性は低いということです。

既存客が多いからこのサービス、という考え方より、こういう不具合・不都合があるからこのサービス、という考え方のほうがいいのではないでしょうか?

どういうニーズがあるかは市場に訊くしかありません。
既存客の飲食店に関わらず、多くのお店にからどういう不満・不都合があるかを訊いて回ってはいかがでしょうか?
営業されているなら「新規店への売り込み」のついでに「既存店のフォロー」もやれば「市場調査」もでき、一石三鳥です。

今考えておられるサービスは、一種のコンサルティングですので、顧客の問題解決が目的になります。
デザインの勉強も大切ですが、マーケティングの勉強のほうが大切ではないでしょうか?
ほとんどの飲食店は、来店してからのメニューのことより、いかにして来店してもらうか、の方に頭を悩ませていると思いますよ。