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観葉植物の買取サービス開業の事業計画について


【相談内容】
観葉植物は最近では街のホームセンターでも大きな展示コーナーで販売しています。
インターネットでも多数販売している業者があります。
これは需要があることを示しており、好きな人は部屋の中いっぱいにしていることでしょう。
しかし、販売業者は多いですが、買取業者は少ないというか目にしません。(リサーチ不足かもしれません)
引越し、模様替え、飽きがくるなどの事情でいらなくなることもあると思います。
捨てるのも人情に反しますし、普通はご近所さんなどにお譲りしているのでしょうか?

そこで、私が考えたのは小、中型の観葉植物の買取サービスです。
車でお宅に拝見し、査定、買取、その後、安く販売するという方式です。

私が住む地域は芦屋など高級住宅地も近く、趣味でやっている方も多そうです。
また、お金をかけているでしょうから、手入れも行き届いていればラッキーです。
まあ、生活水準が普通の方でも好きな人は、しっかり手入れもしているでしょう。
うまくいけば先ほど買い取ったものを、すぐ次にお伺いしたお宅で販売できるかもしれない。
インターネットでオススメ品として販売できるかもしれない。
さらに付属品としての植木鉢などのグッズ販売もあると思います。
個人的には店舗を構えて、通常の仕入れ以外に、買い取ったものも陳列して販売するスタイルが理想かと思いますが。

ただ、全くの未経験なので、何年かは小売店などで経験を積む方がいいと思ってます。
でもこういうことは思い立ったらやってみるべきなのでしょうか?

前半はあまり相談と関係ない話かもしれませんが、起業・独立の考えに至る経緯として私が思っていたことを書かせてもらいました。
なにぶん、こういう相談は初めてなので、何を書いていいかわかりません。
アドバイスや情報不足のご指摘、なんでも結構ですからよろしくお願いします。

A 回答

学校を出られて就職し長年慣れ親しんだ仕事から異動などにより仕事の内容が変わったり、30歳という一つの節目の年齢になった事を契機として自分の現状に思い悩んだり将来に対して漠然とした不安や焦りを感じることが多いといいます。そんな時なにげない日常の中でふと思いついたアイデアを基に独立し、成功を収めた人話も最近はよく耳にします。
それに新しい仕事のヒントは案外と身の回りにあるものです。街を歩いているときに観葉植物に眼をつけたこともそれに該当するでしょう。

ただ、それを本当にビジネスにするためにはもっと深く掘り下げる必要があります。
具体的にはまずご自身がその対象(今回の場合は観葉植物)についてどの程度までの知識があるのかということです。ご自分の部屋がジャングルと見違えるほど観葉植物が好きでもう何年も育てているのか、それとも全くの初心者なのか(中間もあるとはおもいますが)。
もし初心者ならこれから覚えていくのか、またその方法は?それとも誰か詳しい人と手を組むのか?今回の場合は店舗での販売をお考えのようですのでどうしてもご自身が観葉植物全般に対して知識を持つ必要があるでしょう。店舗を構えて販売する型の場合はリピーターというかその店のファンのような人たちをいかにたくさん獲得するかがポイントの一つになります。そのためにも買ってもらった後のケアができる店である必要があります。

また店舗を構える場合はどのような人たちに売りたいのかまたそのためには何処に出すか、など考える必要があります(必ずしもその通りにはいきませんが)。
他にご質問の中に植木鉢等のグッズの販売ということもありましたのでそのことについても少しお話したいと思います。植木鉢についていいますと、一般の店で手に入る物を販売するのか、それともこの店でしか手に入らないものにするのか(輸入品に特化するとかオリジナルのものをつくるとか)、また引き取ってきた観葉植物についていたものを単品にして販売するのか(この場合は古物として取り扱われる可能性もあり)、などいろいろとつめていく必要があります。
また小・中型のみの取り扱いとありましたが引越し等によって処分に困るのはむしろ大型のものかもしれません。もしも大型のものは買取ではなく無償による引取りとしてもその後販売するようなことをすれば店の評判にもかかわるでしょうし処分するならその方法も用意する必要があるでしょう。
これは少し考えすぎかもしれないのですが一般に植物を扱う店舗では除草・防虫・発育促進のための薬品を取り扱うところが多いと思われます。毒物・劇物に指定されていない物であっても保管や販売については十分な注意が必要となります。

ここで少し話を資金面に変えたいと思います。一般的にはテナントを借りての営業となりますがその場合開業の前の段階でテナントを借りるための費用・店舗内の設備・販売のための商品・保管場所の設備・その他、また営業を始めてからは毎月の家賃(共益費等を含)・水道光熱費・毎月の仕入れ・従業員への給与・その他が必要である事は容易に想像が出来ると思いますが、プライベートでの生活費も考慮に入れる必要があります。プライベートあっての仕事、仕事あってのプライベートです。黒字になるまでどのくらいの期間が必要か、そしてそれまでにはどれだけの費用が必要か、それらのことから開業前までに最低どのくらいの資金の準備が必要と思われるか、などを考えてみてください。決して安易に周囲の人たちに金銭的な負担を求めるようなことをしてはいけません。それは最後の手段だと思ってください。
今まで述べてきたビジネスの内容・ビジネス上の資金・プライベートの生活費をあわせて組み立てたものがビジネスプランの基本となります。