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輸入ビジネスを始める際の注意点について


私は現在海外に住んでいるのですが、日本ではまだ輸入されていないダンス用品のお店の商品をインターネットを通じて代行輸入販売できないかと考えています。

事の発端は、日本でダンスをしている友人がダンス用品の値段の高さを不満にしていることと、私がそのアメリカのお店で買ったレオタードを日本で着ていたら、「オーダーメイドなのに安くて、何よりかわいい。私にも買ってきてほしい。」とたくさんの方(といっても20人程度ですが…)に言われたことです。

「日本のダンサーの方に、安くて且つステキな日本未発売ブランドのダンス用品が提供できたら…」と思い、起業を決心した次第です。

ただ問題は、そのお店はすでにインターネットでの販売を始めており(英語のみですが海外への発送は可能なようです)、私が許可もなくそのお店の商品をインターネットで販売するのは許されるのかもわかりません。

日本未発売の商品の代行輸入業として会社を興すか、もしくはそのダンス用品のブランドの日本での委託販売(インターネットを通してになります)という形でビジネスをはじめるか決めかねています。

ほかの大手のダンス用品輸入販売店との差別化を図りたいという目標もあるのですが、それを達成するにあたって上記の方法は最適なのでしょうか?

日本にいる家族が協力してくれる可能性はありますが、卒業して間もない学生のため、ビジネスパートナーになりうる人脈もない状態です。

委託販売の方法さえわかっていない者ですが、何らかのアドバイスを頂ければ幸いです。

どうぞよろしくお願い致します。

A 回答

◆◆◆ご質問1◆◆◆
「日本未発売の商品の輸入代行業として会社を興すパターン」「そのダンス用品のブランドの日本での委託販売パターン」で決めかねている。



●●●ご返事1●●●
回答を差し上げるにはさらに詳しくお話しを伺う必要がありそうです。「成功して頂きたい、夢を掴んでもらいたい。そのためには自信が持てるビジネスプラン(将来像)を描いて欲しい」との思いから、少々厳しい質問・疑問を投げかけております。ご容赦ください。

●どのような将来像(規模)を描いているのか・・・。
≪企業は永続させる必要があります。1商品の寿命とともに企業が倒れてしまっては創業の意味がありません。百の規模には百の設計図、十の規模には十の設計図、一の規模には一の設計図があります。まずは将来像(売上規模)を明確にする事が重要です≫

●価格と希少価値以外で顧客(ユーザー)に与えるメリットは・・・。
≪顧客の商品選定のポイントはQ・C・D・Sの4つ。Q(クオリティ:品質・ブランド、希少性など)C(コスト:価格)、D(デリバリー:納期など)、S(サービス)。納期、サービス面で不足の点があれば補う努力が必要です≫

●資金の目処は・・・
≪商売においてソロバン勘定は何より重要です。ビジネスプランの大半は資金により左右されます。≫

●起業にあたり海外在住のメリットは・・・・
≪日本人相手の商売になります。インターネット販売であっても営業戦略面から考えて起業家は顧客(ユーザー)の近くにいることが理想的です。起業後も海外を基盤とされる予定であればその意図を教えてください≫

以上、ご希望に添える回答でなくお許しください。想像のみで回答することは良い事ではありませんので追伸を待って正式にお応えしたいと思います。(ご返事お待ちしております)
ちなみに上記お悩みの2パターンはいずれも決して難しい起業パターンではありません。メーカーサイドとの信頼関係が最優先ですが開業資金の額により起業パターンは変化するように推測いたします。
以下に参考情報を掲載しますので更なるブラッシュアップにご活用ください。



■□■ビジネスプラン策定に際しチェックポイント■□■

●社会環境の変化●
●生活様式の変化●
●顧客嗜好の変化●
●景気動向と市場の成長度●
●ライバル動向●
●法規制の動向●
●地域社会動向●
●業界動向●
●仕入先動向●


■□■ダンス市場環境■□■

日本におけるダンス人口はいまや2000万人以上に及ぶと言われており、ボールルームダンスは、カルチャースクールやサークル活動のなかで最も人気がある種目の1つと言える。
競技選手としてトップレベルをめざして取り組むハードな競技スポーツとしての一面がある一方、高齢者を含めた誰もが取り組むことのできる生涯スポーツとしても非常に適しているといった一面も併せ持つスポーツである。
ダンス教室は基本的には個人教授所であり、長年の業種的キャリアもあるため、かなり成熟の域に達し市場規模も小さいため、急成長するという余地はない。しかし、オリンピックの正式種目となりそうだということ、マスメディアを通して一般的に認知されてきたことを考えると将来的には本物志向の愛好家が増え、マーケットも若干ではあるが拡大傾向をたどると推測できる。

■□■教室数■□■

平成13年現在、ダンス教室は全国で約1400ヶ所ある。大都市圏での立地が多く、地方においても県庁所在地などの立地が目立つ。

■□■顧客(ユーザー)ニーズ■□■

ダンス教室の会員は「競技ダンスで上位入賞をめざすグループ」と「生涯スポーツとして取り組むグループ」とに大きく分けられる。ターゲットとする層はカルチャーセンターでは飽き足らないシルバー層か、ライセンス取得をめざすミドル層か、将来ダンスのプロを目標とするヤング層か。



■□■一般的なスポーツ小売業の経営活動の問題点■□■
(出典:東京都中小企業経営白書)は以下の通りです。

●消費者変化●
1位〜ニーズの変化が早い
2位〜低価格志向
3位・4位〜個性化、多様化
5位〜品質をみる目が厳しい。値頃感重視。高齢化の進展

●競争環境●
1位〜DS等新業態の伸長
2位・3位〜大手専門店チェーンとの競合。同業店との競合
4位〜メーカーと大手小売の直接取引き
5位〜メーカー・卸による選別化

●仕入上の問題点●
1位〜売れ筋が揃わない
2位〜仕入価格が高い
3位〜新商品が揃わない
4位・5位〜商品情報が少ない。売れ筋情報の提供が少ない。

●販売上の問題点●
1位〜価格競争力
2位〜新規顧客の開拓
3位〜固定客化
4位〜顧客に合わせた品揃え
5位〜店舗の老朽化

●経営上の望み●
1位〜良い立地場所(店舗の場合)
2位・3位〜専門的な接客。きめ細かいサービス
4位・5位〜固定客の拡大。店舗以外の販売ルート


■□■通信販売業のチェックポイント■□■

●ターゲットを誰に絞って、どんな商品を販売するのか、オリジナル商品か、ブランド商品かなどマーケット分析が充分できているかが重要●

●商品仕入にあたり、購買担当者に商品の目利き、原価分析などの能力があるかどうか、利益の総元となる総利益を生むための売上原価率がどの程度になっているかが重要●



■□■無店舗販売業のチェックポイント■□■

●商品開発力〜主力商品は何か。差別化可能な商品開発体制になっているか●

●対象顧客〜顧客ニーズの把握およびその対応が可能な体制となっているか●

●インフラ整備〜顧客サービス向上、諸業務合理化などの諸施策は実施されているか(受発注業務、仕入・在庫管理体制、配送・集金業務整備)

●損益財務状況〜コスト(宣伝広告費、物流費)負担、設備投資負担に耐えうる収益力・財務体質になっているか●

●トラブル対策〜対顧客トラブル対策は十分か●



■□■一般的な無店舗販売の販売機会例■□■

訪問販売、カタログ販売、生協の共同購入、ホームパーティ、組織販売、職域販売、展示販売、出張販売、テレフォンショッピング、通信販売、インターネットショッピング、自販機販売など