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飲食店の一部に情報交換スペースを設けることについて


Cafe&レストランの立上げに向け準備中です。施設の一部に「売ります、買います、あげます、欲しい、仲間募集」等情報交換スペースを設けるつもりです。告知ボードを主体として、専用の端末を設ける等詳細は検討中です。集客の目的なので手数料等は取らない予定です。

1、この場合、許認可が必要か?
2、作業ボリューム等によって将来、手数料を徴収した場合はどうか?

について教えて下さい。よろしくお願い致します。

A 回答

難しいご質問をいただきました。いろいろと調査してみましたが、「施設の一部に「売ります、買います、あげます、欲しい、仲間募集」等情報交換スペースを設ける」ことについては、手数料を取る取らないにかかわらず許認可等は必要ないのではないかと思います。ただし、国内の法律すべてにわたっての調査というのは、時間的にも物理的にも不可能ですので、確実ではないという点、ご了承ください。また、後日、追加情報が入りましたら回答の修正という形でご報告させていただきたいと思います。

さて、一つ・二つ気になった点がありますので、ご指摘させてください。
「売ります、買います、あげます、ください」の場合に忘れてならないことは、不正な取引が行われないように注意を払うことではないかと思います。たとえば取引される物品が、盗まれたもの、違法コピーされた音楽CD、偽ブランド品、裏ビデオ、銃や刀、偽札、麻薬などである場合はもちろん違法な取引となりえます。また、医薬品や酒類・たばこなどのように、販売するに際して許可や免許が必要なものもあります。
そうした物品の取引を行わない旨、あるいは許可や免許を受けて行わねばならない旨、あらかじめ利用者の了解を得ておくことは、無用なトラブルに巻き込まれないためにも大事なことかもしれません。
それに加えて、個々の取引に関して、藤代様側が一切の責任を負わないことや何らの保証もしない旨を明確にしておくことも考慮しておく必要があるだろうと思います。

また、『専用の端末を設ける等詳細は検討中』とのことですが、これは「売ります、買います、あげます、ください、仲間募集」をインターネット上のサイトで運営するということでしょうか?もしそうであると仮定して、以下の点に注意が必要となるかもしれません。

1.「売ります・買います」のあっせんを競りの方法(いわゆるインターネットオークション)で行う場合、古物営業法第二条第5項の「古物競りあつせん業者」に該当し、営業本拠となる事務所所在地を管轄する公安委員会に一定の事項を届け出る必要があります。

2.また、インターネットには事実上国境がありませんので、日本と外国の間で売買が行われる場合もあろうかと思います。そのような場合、利用者が居住する国や地域の規制を守る必要があることをアナウンスしておくことは重要だろうと思います。日本から海外へ物品を輸出する際にも、たとえば軍事上で利用されかねないものなどについては外為法上の許可が必要になる場合があります。また、逆もしかりで、日本国内に輸入するに際して許可が必要なものもあります。

3.「仲間募集」が、単なるサークル活動などの仲間募集であれば問題はないと思いますが、中には異性交際を目的として利用しようとする人もいるかもしれません。「異性交際を希望する者の求めに応じて、その異性交際に関する情報をインターネットを利用して誰でも閲覧できる状態にしてこれを伝達し、この伝達を受けた異性交際希望者が電子メール等を利用して相互に連絡ができるようにする役務を提供する事業」は、出会い系サイト規制法(出会い系サイトを利用した児童の犯罪被害を防止するための法律です。)で「インターネット異性紹介事業」として定義付けられています。
この事業に該当する場合でも特に許認可は必要ありませんが、出会い系サイト規制法第三条は、「インターネット異性紹介事業者及びその行うインターネット異性紹介事業に必要な役務を提供する事業者は、児童の健全な育成に配慮するとともに、児童によるインターネット異性紹介事業の利用の防止に資するよう努めなければならない。」とし、さらに第九条でも「インターネット異性紹介事業者は、その行うインターネット異性紹介事業を利用して行われる第六条各号(機会があれば調べてください)に掲げる行為その他の児童の健全な育成に障害を及ぼす行為を防止するための措置を講ずるよう努めなければならない。」として事業者に対し責務を課しています。
具体的には、インターネット異性紹介事業者は、広告又は宣伝をするに際して、児童が利用してはならない旨を明らかにしなければなりませんし、また、利用者が児童でないことを確認しなければならないものと解されているようです。